京都 和菓子の会 2012年 夏

有栖館で開催された「和菓子の会」へ行って参りました。

非公開のこの場所は、有栖川宮旧邸。
能舞台のある、書院造りのお屋敷です。

随所に「竹」を取り入れたお茶席。

本日のお菓子は、

私が頂きました、外郎製のお菓子。

そのほか、錦玉製の「沁竹」キントン製の「緑雨」
塩芳軒のとても素敵なお菓子でした。

この写真のお菓子ではありませんが、錦玉は真ん中に羊羹が挟んでありました。
お茶席では横向きにお出しすることが多い棹物。
縦になっていることでモダンアートのようで、
目を奪われてしまいました。
竹の潔さ、沁竹の温かさを感じるお菓子でした。

お菓子を頂いた後は、
利田竹芯氏の百本の茶杓、小川さんのお庭を堪能。

皆様のスピーチは、それぞれの事への愛情の深さをひしひしと感じました。
雨だったり、風だったり、
竹だったり、和菓子だったり。
午後五感をフル回転させ、明日へとつながる素晴らしい時間になりました。