和菓子サロン 一祥

Japanese Sweets Salon Issho

京都 和菓子の会 2010年秋

京都虎屋と「京都・和菓子の会」との共催イベント、
「和菓子を愉しむ夕べ」に参加しました。
ギャラリーでは、
鈴木宗博氏より幕府御用菓子司・鈴木越後についてのお話を聞きました。
一つ面白いお話が・・・
江戸時代、
役付のお祝いでお金が無く、
一流の鈴木越後とは別の店の羊羹を出したところ、
来客に見破られ「謝罪しろ!」と全員に攻められた・・・
グルメか、堕落か、この時代の武士の実態が垣間見えるお話です。


それほど有名だった鈴木越後のご子孫、
鈴木宗康氏の所蔵品、和菓子帳などの展示は感激でした!

虎屋干支(寅)菓子や、絵図帖を拝見した後は、
菓寮で大人気「栗粉もち」と、虎のお菓子一種を頂きました。

夜のライトアップしたお庭を眺めながら、至福のひと時です。
毎年虎屋の社員の公募でデザインが決まる干支菓子、
12年、24年経ってもなお斬新なデザイン。
大変おいしく頂きました。

お土産に買った、3種の「トラ!」

(c)2008blog.hatena.ne.jp/wagashi_issho