和菓子サロン 一祥

Japanese Sweets Salon Issho

7月 水まんじゅう

暑中お見舞い申し上げます。
後二日で立秋とは思えない猛暑が続きますね。
今回は7月より、七夕にちなんだ水まんじゅうを作りました。
七夕は、旧暦七月七日の五節供の一つです。
月遅れの8月7日まで各地でお祭りがあり、笹の葉に願いを書いた短冊を飾ります。
和菓子では様々な材料で星や短冊、糸巻きなどを表現し、七夕のお菓子にしたてています。
涼しげな水まんじゅうを食べながら、満天の空を眺めてみませんか?




短冊に見立てたドライアプリコットを、長方形に切ります。



黄桃の缶詰を星型で抜きます。



道明寺粉の用意。水まんじゅうの中で星のように散らします。



15gのあんこをきれいに丸めます。



水まんじゅうの素にお湯を注ぎました。熱いよ!



型の1/3まで生地を注いで、星や短冊を入れます。



星や短冊が透けて見えています。きれいにね。



餡を真ん中にのせて、生地で全体を包みます。



残りは道明寺粉、青の食用色素を入れて満天の星空に。



氷水で冷やして、型から抜いて出来上がり!



画用紙で作った梶の葉を使って、テーブルセッティング!?

今月の干菓子

松屋藤兵衛 「珠玉織姫 たまおりひめ」
赤は梅、黄色は生姜、白はゴマ、青は柚子、茶色はニッキと
五色ひとつひとつ味の違う干菓子です。
名前も見た目もとてもきれいで、七夕にはピッタリです。



今回は家族でおたふく風邪にかかり、
大幅な予定の変更、申し訳ありませんでした。
次回はドラ焼きです!

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