和菓子サロン 一祥

Japanese Sweets Salon Issho

2月 いちご大福

京都は桜が満開です。
2月から3月にかけて開催しました、「いちご大福」。
教室前日に苺を買いに走りましたが、
その時によりいろいろな苺がありました。
「紅ほっぺ」という品種が、
ジューシーで、適度な酸味があり大福にピッタリ!
こんなにも品種で味が違うものかと、
うれしい発見でした。
今回の干菓子は2種。
椿の意匠にこだわりました。

御洲濱司 植村義次 製 「押物」

(毎月柄が変わります。)
落雁にすはまの生地で絵が描いてあります。
小さい箱の中に、一枚の絵が入っているような
とても美しいお菓子でした。
作りたてはほろほろとやわらかく、
穀物の甘さも感じられる繊細なお菓子でした。

とらや製「寒中の華」

柔らかく煮た花豆を、
紅と黒の二段の蒸羊羹に散らしています。
節分に因みそのままの豆を生かした、
この時期限定の羊羹です。


いちご大福の生地を使い、
一つだけ椿の形に仕上げました。
一保堂のお抹茶「長閑」とともに、
数種の「椿」のお菓子を頂きました。
ひそかに銘々皿も椿柄!!

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