和菓子サロン 一祥

Japanese Sweets Salon Issho

11月 栗蒸羊羹

色鮮やかな紅葉に、見上げればうろこ雲。
朝晩少し冷え込んでまいりましたが、爽やかな毎日が続いています。
今回の栗蒸し羊羹は、生地を蒸す、栗を包む、さらに竹皮で包む、と
大変作業の多いお菓子でした。
栗の渋皮煮の大きさに驚きながら、
一つずつ竹皮で包み、見た目もすばらしいお菓子の出来上がり!
今月の干菓子「吹き寄せ」とともに、秋の味覚を存分に頂きました。



材料の計量です。

全部混ぜ合わせます。最後は泡だて器で。

チョコレートのような羊羹の生地。

生地を蒸している間に、竹皮の用意。

蒸しあがった生地を混ぜます。熱い!

この大きくホクホクの栗を中にいれて包みます。

包めたかな?

熱い生地でもくもくと包んでいきます。

仕上げの竹皮。ポイントここです!!

再び黙々と・・・。


今月の干菓子は「亀廣保」さんです。
紅葉、いちょう、銀杏、シメジなどが秋風に
吹き寄せられた様に無造作に盛った「吹き寄せ」は、
この季節のお茶席に風情を添えるお菓子です。
ぽりぽりと皆さんで頂きました。
銀杏は中に黄緑の餡が入っており、びっくり!!
本物そっくりでしたよ。

10月から11月にわたり、多数のご参加ありがとうございました。

(c)2008blog.hatena.ne.jp/wagashi_issho