和菓子サロン 一祥

Japanese Sweets Salon Issho

10月 栗きんとん

10月の教室は栗きんとんでした。
今回使用する栗の産地 丹波地方は昼夜の温度差が大きく、
果実に多くの養分を蓄えるおいしい栗を作り出せるといわれています。
9月下旬から落ち始める「銀寄」という品種は
大粒、濃厚まさに和菓子にうってつけの栗の王様です。
栗と和三盆のみのきんとんの他、
黒砂糖入り黒こしあんとホクホクの栗をあわせました。
固い皮を敬遠して実際触れることが少なくなっている栗ですが、
ゆでて混ぜるだけの二色の餡で個性的なお菓子を完成させました。



1時間ゆでた栗を包丁で切ります。

ほくほくの栗が顔をだしました。

スプーンで取り出します。おしゃべりしながら共同作業。

和三盆とまぜ、すりつぶします。

こしあん版栗きんとん!

茶巾絞り。個性がでます。

2色使いの栗きんとん。4色も登場か?!

今月は栗、栗、栗!!で、本当に秋の味覚を満喫しました。
一人ではなかなか気の進まない栗の下ごしらえですが、
おしゃべりしながらいつの間にかお菓子が完成です。
新しく参加していただいた方も多数あり、
ますます楽しい教室になりました。

なんと今年もあとわずか!
次回今年最後のお菓子、心温まる(おなかが膨れる?)お菓子を企画中。

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