和菓子サロン 一祥

Japanese Sweets Salon Issho

教室の様子

出張和菓子教室 in 岐阜

「桔梗」ういろう製 8月11日、12日と2日間、 岐阜で和菓子教室を開催させていただきました。初☆出張和菓子教室です。道具を整え、 いつもと違う景色に少し緊張です。今回のお菓子は外郎製の「桔梗」「あさがお」。 お茶席でも多く使われる生地で、 お…

2012 春 桜尽くし

今回の教室は、焼き桜に練りきりの「桜」。 桜尽くしのピンクな、かわいらしい雰囲気で進んでまいりました。 求肥は電子レンジで作ります。5分もたたず、完成です。 白餡と求肥を鍋で炊き上げます。極力焦がさないように! 丁寧に裏ごし。 桜の形に成型しま…

夏 紫陽花と青梅

今月は、祇園祭り一色の京都。 灼熱の太陽の下、涼しげな紫陽花と青梅を作りました。 それぞれ全く種類の違う生地で、自然のままに形作ります。 きれいな色で仕上げると、 気持ちにも涼やかな風が吹きぬけたようになりました。 まずは錦玉製の紫陽花です。 …

3月 桜餅

小さい春見つけた!と、 喜びに浸る時を許されないような、 とても寒い日が続いています。 淡いピンクの生地と、 桜の葉の香りで、しばし春の気分を味わいました。 鍋で、道明寺粉が水を吸うまで煮ます。 蒸しあがりました。もち米の柔らかい香りが広がりま…

10月 どら焼き

10月はどら焼きを作りました。 関西では「三笠」の方が親しみやすい呼び方でしょうか? 「銅鑼」も、「三笠」もお菓子の形から付けれれた名前だ、 というのが有力な説です。 面白い話では、 弁慶が置いていった銅鑼の上で焼いたのが「どら焼き」となった、 …

7月 水まんじゅう

暑中お見舞い申し上げます。 後二日で立秋とは思えない猛暑が続きますね。 今回は7月より、七夕にちなんだ水まんじゅうを作りました。 七夕は、旧暦七月七日の五節供の一つです。 月遅れの8月7日まで各地でお祭りがあり、笹の葉に願いを書いた短冊を飾ります…

2月 いちご大福

京都は桜が満開です。 2月から3月にかけて開催しました、「いちご大福」。 教室前日に苺を買いに走りましたが、 その時によりいろいろな苺がありました。 「紅ほっぺ」という品種が、 ジューシーで、適度な酸味があり大福にピッタリ! こんなにも品種で味が…

11月 栗蒸羊羹

色鮮やかな紅葉に、見上げればうろこ雲。 朝晩少し冷え込んでまいりましたが、爽やかな毎日が続いています。 今回の栗蒸し羊羹は、生地を蒸す、栗を包む、さらに竹皮で包む、と 大変作業の多いお菓子でした。 栗の渋皮煮の大きさに驚きながら、 一つずつ竹皮…

8月 あんみつ

朝夕の涼しさが、秋の気配を感じさせます。 今年は長い梅雨から一転して酷暑へ。 しかし気付けばもう、8月も終わりに近づいています。 8月中9日間させて頂いた「あんみつ」教室。 盛り付けたそれぞれのあんみつの表情があまりにも個性的で、 毎回とても楽…

6月 水無月 葛まんじゅう

今月は2種のお菓子を交互に作りました。 水無月は生地を蒸し器に流してから45分も蒸します。 その間に葛饅頭の作業。 あったかい水無月と氷水で冷やした葛饅頭の完成です。 普段あまり味わうことの出来ない食感を満喫できたのではないでしょうか? 水無月…

5月 ぜんざい こしあん

今期初和菓子教室はこしあん、ぜんざいでした。 「餡を作ってみたい!」との声を聞き、満を持しての開催です。 というのも、餡作りは終始地味な作業なのです。 2時間弱小豆を炊き、水を豊富に使うのでシンクで作業し・・・。 和菓子作りの楽しさを先に伝え…

1月 うぐいす餅

あけましておめでとうございます。 私事ながら、3回目の丑年を迎えました。 ワガシサロン イッショウは1年目。 2009年、本年もよろしくお願いいたします。 9日から始まった「うぐいす餅」。 あんを甘い餅生地で包み、青大豆の粉をまぶしたお菓子です。 やわ…

11月 利久まんじゅう

11月のお菓子は「利久まんじゅう」でした。 身近な薄力粉や重曹を使い、手軽に出来る小麦粉饅頭。 今回は黒砂糖と醤油をあわせ、 なつかしい、こくのある香りにつつまれながら包餡しました。 生地がやわらかく手にくっついたり、粉だらけになったり、 仕上が…

10月 栗きんとん

10月の教室は栗きんとんでした。 今回使用する栗の産地 丹波地方は昼夜の温度差が大きく、 果実に多くの養分を蓄えるおいしい栗を作り出せるといわれています。 9月下旬から落ち始める「銀寄」という品種は 大粒、濃厚まさに和菓子にうってつけの栗の王様…

8月 葛きり

8月の親子教室は「葛きり」でした。 葛を水で溶いたときの感触や葛きりの作り方は、 意外に広く知られていないのではないでしょうか? 次々にボウルに手を入れ材料を混ぜている子供達からは 変わった感触に「へえ〜」という声が聞こえてきました。 もとは中…

7月 おはぎ

7月の教室は「おはぎ」でした。 鎌倉時代の「宇治拾遺物語」や「徒然草」にでてくるかいもちが 現在のおはぎの原型といわれています。 春には豊穣を祈り秋には収穫を感謝して神に捧げる事や、 先祖にお供えすることで広く庶民に定着しています。 今回は和菓…

5月 わらび饅頭

5月の教室は本わらび粉を使った「わらび饅頭」でした。 わらびの根は古くから救荒食物として食されていましたが、 1500年ごろからはすでに嗜好品として食べられていたそうです。 現在では貴重品の本わらび粉。 わらびの根を掘り、何度もさらし、 何年も寝か…

4月 ウイロウ製 「あやめ」

4月の教室は ウイロウ製「あやめ」でした。 ウイロウは、米粉を中心に蒸し揚げたあっさりとした生地です。 有名なお土産の棹菓子「外郎」と同じですが、成型しやすいので餡と組み合わせた上菓子の種類は数多くあります。今週は気温が上がり、初夏を感じさせ…

3月 「花見団子」

3月の教室は 「花見団子」でした。 桜のつぼみが濃いピンクになるころで、お花見モード全開です。 ちょうど春休み。 大勢の子供たちと粉をこねながら、3色のお団子を完成させました。 粉類を混ぜ熱湯を加えます。 蒸した生地をこね、色づけ。 みんなで3色に…

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